【☆症例報告 ぎっくり腰ケース③☆】

2020年07月25日

30代 男性 建築業
【主訴】
腰から右大腿にかけての強い痛み

【検査】
腰前かがみ、反らし共に痛み強。腰全般の可動性低下。歩行時にも痛み増強

【施術】
うつ伏せにはなれないため横向きで行う。殿部の筋肉を中心に緩める。肩甲骨を剥がす。仰向けで腹部の筋肉及びふくらはぎの筋肉を緩める。最後に背骨の矯正を行う。
【再検査】
初回施術後、可動性やや上昇。歩行時の痛み軽減。しっかりと水分補給を行い、なるべく動くように説明。

【経過】
2度目に来たときは歩き方がかなり楽になっていた。4回目の施術時は痛み、可動性ともに大きく楽になった。

【考察】
ギックリ腰の場合は、特に初期の対応がとても重要となる。どうしても動けない場合を除き安静は必要なく、できるだけ歩いたり動き回ることが大事。水分補給も大切だが、あまり飲んでいない方が多い。仕事で重いものを持つことが多い方は、日ごろストレッチをするなど疲労をなるべく持ち越さない工夫が必要。油断しなければ、ぎっくり腰の経過は順調に楽になっていく。

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